金融インフラプラットフォームを提供するStripeは9月1日、同社のプロダクトを利用するAI企業の取引データを分析し、グローバル市場におけるAIエコノミーの現状をまとめたインサイトを発表した。
同社のデータによると、AI企業は世界規模で急速に事業を拡大しており、売上上位100社は事業開始から3年目で平均120か国へ進出している。また、これら上位企業は総売上の48%を自国以外の海外市場から獲得していることが明らかになった。市場別に見ると、AI支出の絶対額が上位の10か国は一般的なオンライン支出規模も大きく、日本、韓国、ブラジルの3か国はAI支出の絶対額が高いだけでなく、全体のオンライン支出に対するAI支出の割合が際立って高い市場として浮上している。
市場の成長率に目を向けると、2024年時点で2000万ドル以上のAI支出があった35か国における前年比成長率の中央値は約100%に達している。中でもメキシコは前年比264%の成長を記録し、韓国も前年比134%という高い成長率と市場規模を両立している。一方で、米国が前年比91%、オーストラリアが前年比61%と、成熟市場においても力強い成長が継続している。
急激なグローバル展開において収益化を成功させる鍵として、同社は各地域に合わせたプロダクトやサービスのローカライズを挙げている。Stripe上で急成長を遂げているAI企業群は、平均の2倍の現地決済手段を導入しており、適切な現地決済手段の提示によりコンバージョン率が平均7.4%、売上が平均12%増加することが実証されている。
さらに、サブスクリプション型のAIビジネスにおいては、現地通貨や相場に合わせて価格を自動調整する機能「Adaptive Pricing」を活用することで、初期コンバージョン率が平均4.7%、LTV(顧客生涯価値)が平均5.4%向上することも確認されている。詳細は、Stripeの公式ブログで確認できる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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