英治出版は、書籍『選ばれるUX ──「日常に溶け込む」体験のつくり方』(平井剛直、廣橋沙紀著)を9月19日に発売する。AIによってサービスやアプリが量産される現代において、日常に溶け込み、人々の暮らしを豊かにする体験設計の実践論を説く一冊となる。

リサーチを尽くし、丁寧につくりこんだサービスであっても、日常に根づかず「一度使われて終わる」という課題感を持つ企業は多い。本書は、こうした状況に対する答えが画面上のUI(ユーザインターフェース)の改善や機能追加にはないとし、人の日常に溶け込む「見えない仕組み」に目を向けることの重要性を提案している。20年以上にわたりUX業界の最前線で企業伴走支援を行ってきたビービットの経験をもとに、人が自然と選んでしまう体験がどうつくられるのかを解説する。
具体的には、デジタルアプリの設計にとどまらず、新規事業開発や事業再定義領域にも踏み込み、選ばれるUXの成功法則を12の視点と10のステップで実践的にひも解いていく。インドネシアのGojek、中国の美団、日本のGOなど国内外の豊富な実践事例や、行動経済学の思想などを交えながら、強引に人を動かすのではなく、ユーザが自然とその行動を選ぶ仕組みの勘所を紹介している。
また巻末には、同社取締役COOであり書籍『アフターデジタル』シリーズ著者の藤井保文氏による文章も収録。目に見えるインターフェースはAIが簡単につくる時代だからこそ、人間が研ぎ澄ましていくべき領域について語られている。
定価は3080円(税込)。本書は発売前より反響を呼び、Amazonの複数カテゴリで1位を獲得している。目次などの詳細は、Amazonの書籍ページで確認できる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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