プロダクトフォースは、ダイレクトリサーチプラットフォーム「ユニーリサーチ」で、AIインタビューに回答した対象者へ追加の調査参加を依頼できる「リピートオファー機能」の提供を8月28日に開始した。AIで集めた回答をもとに、さらに詳しく話を聞きたい相手を選び、人によるインタビューや実機を使った検証まで一連のリサーチとして実施できるようになる。
依頼できる調査は3種類。1つは人による「オンラインインタビュー」で、企業の担当者やモデレーターが直接対話し、回答の背景にある経験や感情、意思決定の理由を掘り下げる。2つめは会場調査や訪問調査といった「オフライン調査」。実物の商品や試作品を見てもらう調査、利用場面の観察を伴う調査など、オンラインでは確認しにくい反応や行動を把握する用途を想定する。3つめは「PoC・ホームユーステスト」で、商品やサービスを一定期間実際に使ってもらい、評価や利用実態を確認する。オファーを受けた後に参加するかどうかは回答者が判断する。
背景にあるのは、7月に正式提供を開始した「ユニーリサーチ AIインタビュー」の使われ方。AIが聞き手となって実在の対象者に音声でインタビューし、回答を深掘りするサービスで、日程調整なしに複数人へのインタビューを短期間で実施できる。
一方で、特徴的な回答をした人に担当者が直接話を聞きたい、試作品を使った反応を確認したい、同じ対象者を継続的に調査して意識や行動の変化を追いたいといったニーズが生まれていた。これまでは追加調査のたびに対象者を改めて募集する必要があり、AIインタビューで得た発見を同じ相手への深掘りにつなげにくかったという。
同社が想定する活用シーンは、コンセプトテストで購入意向が高い人や特徴的な懸念を示した人を選び、評価の背景や改善ポイントを対話で確認するケース。新規事業の仮説探索で幅広く課題を探ったうえで、強い課題を持つ人へ再インタビューし、事業機会や提供価値の解像度を高めるケース。商品カテゴリーの利用実態を把握した後、条件に合う回答者に試作品を提供し、利用前後での評価の変化を確認するケースなどが挙げられている。
「ユニーリサーチ」は、最短当日・従来調査コストの10分の1以下でユーザーリサーチを実施できるダイレクトリサーチプラットフォーム。累計4000社が利用しており、オンラインインタビュー、AIインタビュー、アンケート、訪問調査、会場調査、PoC・ホームユーステストなどに対応する。詳細はユニーリサーチの公式サイトで確認できる。
この記事は参考になりましたか?
既に会員の方はを行ってください。
- ProductZineニュース連載記事一覧
-
- 生成AIの導入は8割超、AIエージェントの本格活用は13.3%。Asanaが日本企業のAI...
- 承認された企画ほど市場で死ぬ。技術起点の罠を断つ「体験からの逆算」を小杉知司氏が解説、9月...
- AIで広く聴き、気になる回答者は人が直接深掘り。ユニーリサーチが「リピートオファー機能」の...
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたCodeZine内のサブメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けしま...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
