「何ができるか」より先に「何が存在するか」──その「顧客」は企業ですか、担当者ですか
プロダクトの地図の描き方──OOUXではじめる構造設計 第2回
前回は、「被害報告」という一つの言葉の下に別々の「対象」が混在したまま開発が進み、誰の期待にも沿わないシステムができあがった例を紹介しました。では、その「対象」は誰がどうやって見つけ、どこで線を引けばよいのでしょうか。OOUX(オブジェクト指向UX)が「何ができるか」より先に問うのは、「何が存在するか」です。第2回では、プロダクトの中に存在するものをどう洗い出し、粒度と呼び名をどう揃えるかを解説します。画面のデザインに入る前に、そして要件定義に入る前に、チーム全員で確認しておくべき構造の話です。(編集部)
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伊藤 環(株式会社PIVOT)(イトウ タマキ)
国内外の企業を経て株式会社PIVOTに参画。業務システムからコンシューマー向けアプリまで、幅広いプロダクトの情報設計・UXデザインに従事。複雑な業務要件を整理し、ユーザーとビジネスの双方にとって分かりやすい情報構造・体験設計を得意とする。2025年、Sophia V. Prater氏が提唱する「OO...
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