プロダクトオーナーが最初に確認すべきこと
確認してほしいのは、今関わっているプロダクトの中に「どのようなオブジェクトが存在するか」です。チーム全員が、同じオブジェクトに対して同じ認識を持てているかどうかを改めて見直してみてください。
プロダクトの使いにくさは、画面のデザインだけの問題ではなく、こうした構造上のあいまいさから来ていることが少なくありません。表面を直す前に、まず構造を関係者全員で確認する。それが、要件定義フェーズに入る前にやるべき最初の仕事です。
今回は、プロダクトの中に存在するオブジェクトを見つけ、その認識を揃える考え方を紹介しました。しかし、オブジェクトは単独で存在するものではありません。「顧客の注文」「企業への請求」といったように、ほかのオブジェクトとの関係によって、その意味や役割がより明確になります。次回はこのフレームワークの全体像を紹介しながら、「オブジェクトマップ」の作り方を解説します。
