前回は、プロダクトの中に存在する「オブジェクト」の見つけ方と、粒度や呼び名の揃え方を解説しました。しかしオブジェクトは、単独では意味を持ちません。「案件」と「顧客」はどうつながるのか。その「契約」は、誰なら承認できるのか。第3回では、関係性・アクション・属性という3つの観点から、プロダクトの構造を具体化していきます。マトリックスを埋める作業の値打ちは、図が仕上がることではなく、チームが答えられない問いに気づけることにあります。要件定義に入る前に、どこまで問いを潰しておくべきかの話です。(編集部)。
この記事は参考になりましたか?
- プロダクトの地図の描き方──OOUXではじめる構造設計連載記事一覧
-
- 良い設計は、良い問いから始まる──関係・アクション・属性を整理する
- 「何ができるか」より先に「何が存在するか」──その「顧客」は企業ですか、担当者ですか
- AIは、あなたのあいまいさも速くする──その「対象」、チーム全員が同じものを見ていますか
- この記事の著者
-
伊藤 環(株式会社PIVOT)(イトウ タマキ)
国内外の企業を経て株式会社PIVOTに参画。業務システムからコンシューマー向けアプリまで、幅広いプロダクトの情報設計・UXデザインに従事。複雑な業務要件を整理し、ユーザーとビジネスの双方にとって分かりやすい情報構造・体験設計を得意とする。2025年、Sophia V. Prater氏が提唱する「OO...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
