DearOneは、ユーザー調査をもとに小売公式アプリにおける広告の受け止め方を可視化した、「リテールメディア動向レポート〜ARUTANA Lab Vol.4〜」を7月31日に公開した。
国内のリテールメディア広告市場は急速に拡大しており、生活者に近いプラットフォームである小売店の公式アプリを広告や販促の接点として活用する機運が高まっている。一方で、アプリ内に広告を出すことがUX(ユーザー体験)を損ねるのではないかという懸念も少なくない。
そこで同社は、全国1000名への定量調査と15名への定性インタビューを実施。ユーザーのリアルな声を基に、アプリ内広告の収益と優れた消費者体験を両立させ、アプリを広告メディアとして機能させるためのヒントを本レポートにまとめている。
調査結果によると、小売アプリはレジ会計時だけでなく、来店前後の両方で起動されていることが判明。また、来店前にアプリを見た人のうち、過半数が「クーポンを見て店に行くことを決めた」と回答するなど、来店や購入の意思決定に直接的な影響を与えていることがわかる。
アプリ内の広告表示については、「お得な内容なら歓迎」などを含め、許容以上の回答が9割を超えた。リテール発の情報はネット系広告に比べて高い信頼を得ており、単なる広告ではなく「自分向けのお得な提案」として好意的に受け取られやすい傾向が見られる。
一方で、広告に対する不快感の要因として、「閉じるボタンが小さく押しにくい」「自分とは無関係な内容」といった声が上位を占めた。広告の存在そのものよりも、見せ方や情報のミスマッチが不満に直結しており、どんな内容をどう表示させるかという設計が、顧客のUXを守るうえで極めて重要であることが浮き彫りとなっている。
詳細なグラフと分析を含むレポート全文は、ARUTANAの特設ページから無料でダウンロードできる。
この記事は参考になりましたか?
既に会員の方はを行ってください。
- ProductZineニュース連載記事一覧
-
- UXを損なわず広告収益をあげるには、DearOneが小売アプリの広告体験レポートを公開
- 顧客インサイトの属人化を防ぐ、almaが「Centou」に思考プロセスを可視化する体系図機...
- StoryHub、VPoEの葛西太一氏がVPoPを兼任しAI時代のプロダクト開発を加速
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたCodeZine内のサブメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けしま...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
