システムリプレイスのアンチパターンを踏み抜き、茨の道へ……その時、チームリーダーが学んだ教訓とは
【A-6】「非常に残念ですが、 切り戻しましょう...」 システムリプレイスのアンチパターンに立ち向かったリーダーの話
システムの入れ替えで新システムと旧システムが並行稼働するケースがある。一般的には新旧システムのデータベースでデータ連携はアンチパターンと目される。避けた方がいい茨の道だ。このアンチパターンに直面した株式会社うるるの河本周時氏が、一部始終と教訓をつまびらかにする。
そもそもなぜ双方向データ連携をすることになったのか
株式会社うるるはCGS(Crowd Generated Service)事業、クラウドソーシング事業、BPO事業でシナジーを生み出し、労働力不足の解決に挑戦している。今回は同社 NJSS事業本部 事業開発部 開発課 チームリーダーの河本周時氏が、システムリプレイスに伴う新旧システムの並行稼働と切り戻しの経緯をリーダーの目線で紹介する。
まずはそもそも新旧システムの並行稼働するに至った背景について。今回のシステムリプレイスではバックエンド、フロントエンド、インフラ、データベース、ほぼまるごと刷新することになっていた。ただしビッグバンリリースは避け、段階リリースを選択することにした。その過程でデータベースを役割で分割することになり、新旧データベースでデータ連携する必要が出てきた。河本氏は「双方向データ連携は一般的にアンチパターンと言われていますが、それを踏み抜きにいきました」と言う。
新旧システムでは構成が異なる。旧システムではWebアプリケーション1台とデータベース1台にしていたところ、新システムではWebアプリケーション2台とデータベース2台にした。旧システムではデータ入力も閲覧も1台でこなしていたところ、新システムではデータ入力と閲覧で分けるため2台とした。ただしリリース当初は、データ閲覧は旧システムが担い、データ入力は新システムから行うため(新システムのデータ閲覧は後からリリースする)、データを新旧で連携する必要があった。
この記事は参考になりましたか?
- Developers CAREER Boost セッションレポート連載記事一覧
- この記事の著者
-
加山 恵美(カヤマ エミ)
フリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Onlineの取材・記事や、EnterpriseZine/Security Onlineキュレーターも担当しています。Webサイト:http://emiekayama.net
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営する開発者のための情報メディアです。日々の開発に取り組むエンジニアやテクノロジーを学びたい方に向けて、プログラミングやAI活用、開発ツール、エンジニアの学びとキャリアに関する記事をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
