グローバルで8000社以上の導入実績をもつプロダクト分析ツールのベンダー「米Mixpanel社」のキーパーソンによる海外ブログ翻訳記事です。プロダクトマネージャーの日々の業務に役立つ、さまざまな知見をお届けします。今回は、プロダクト開発の効率性を高めてくれることで注目されている「シェイピング」というプロセスについて、プロダクト分析の重要性を交えながら解説します。
編注
原文:「How we use ‘shaping’ to accelerate time to market」。翻訳にあたり若干加筆修正を行っています。
プロダクト開発の効率性を高める「シェイピング」
企業は何十年も前から(デジタル製品以外を含めるなら、何世紀にもわたり)、製品開発プロセスを「ハック」しようとしてきました。しかし、予期せぬ問題が発生すると、お金や時間の節約になるはずだった手法が本質的に無駄になってしまうことがあります。そして、この失敗した戦略から抜け出し、次の戦略へと進むことになります。
Mixpanelでも、他社に漏れず、後戻りや無駄な作業を避けるために常に作業方法を改善しようと努めています。
そのため、2020年には、プロジェクトマネジメント会社のBasecampが著書『Shape Up(シェイプアップ)』で提唱したプロジェクト計画戦略の「シェイピング」というプロセスを導入しました。 このプロセスは、私たちのプロダクト開発においてすでに成果を挙げており、今後も採用し続ける価値がありそうです。
「シェイピング」とは以下のような考えです。
6週間ごとの各製品開発サイクルは、何かを完了(つまりデプロイ)し、エンドツーエンドで出荷した状態で終了すべきです。6週間のサイクル内に終わらないプロジェクトは、デフォルトでキャンセルされ、延長することはありません。
「シェイピング」がすべてとは思っていませんが、Mixpanelにとっては有効であり、読者の皆さまにとっても役立つ可能性はあります。
「シェイピング」を採用するきっかけとなった問題
私たちのチームは、完了したプロジェクトの振り返りを行って、実行プロセスを改善することに役立てています。そして、成功したプロジェクトにおいても一貫して改善すべき点があることに気がつきました。
例えば、
- プロジェクトが長引き、次に進むべきタイミングが不明確である。
- 本格的に実装する際に、顧客体験やプロジェクトスコープに関して重要な疑問が生まれる。その疑問の解決に時間を取られて作業が停滞し、計画変更を余儀なくされる。
- 実装から数か月で目標について考えが変わる。最初の実装に費やした時間と、構築した未使用のものを整理する時間が無駄になる。
これらの事実から、仕事の進め方や時間、優先順位を管理するために、もっと良い方法が必要だと考えました。
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ヴィジェイ・ジャヤラム(Mixpanel, Inc)(ヴィジェイ・ジャヤラム)
Mixpanelのプロダクト担当シニアディレクター。VijayはMixpanelのプロダクト担当シニアディレクターとして、Mixpanelのプロダクトを構築するプロダクトマネージャーチームを率いています。弊社に入社する前は、Uberのソフトウェア エンジニアリングチームに所属した経験があります。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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合同会社TOKYO MARKETING(トーキョーマーケティング)
バイリンガルのデジタルマーケティング・エージェンシー。広告、SNSマーケティング、ローカライゼーション、コンテンツ作成、SEOなど、クロスチャネルでマーケティング戦略を設計。グローバル企業を中心に、日本市場に特化したビジネスグロースを支援(旧社名:合同会社KOCHI)。https://www.tok...
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