IT技術教育などを手がけるトレノケートと、ソフトウェアによるプロダクト開発支援を行うTablyは、プロダクトマネジメント人材の育成に関する協業を開始した。本協業に基づき、Tably代表の及川卓也氏が開発した体系的なカリキュラムを、トレノケートの法人向け研修サービスとして2026年12月より順次提供する。
2026年4月に改訂された「デジタルスキル標準(DSS)」において、プロダクトマネージャーはDXを推進する人材として明確に位置づけられた。AIの活用が前提となるなかで「どう作るか」の難易度が下がり続ける一方、「なぜ作るのか」「何を作るのか」を判断し、事業価値と顧客価値を結びつける人材の重要性は高まっている。しかし、この判断力を体系的に鍛える育成プログラムは十分に整っておらず、多くの企業がプロダクトマネージャーの育成に課題を抱えているのが現状である。
今回提供される研修は、一般的な開発研修が扱う「どう作るか(How)」ではなく、「なぜやるのか(Why)」「何を作るのか(What)」を判断する思考力の育成に特化している。ミッションやビジョンといったプロダクトの世界観から、ターゲットユーザー、ペインとゲイン、指標、ロードマップまでを一貫した構造で扱う。研修当日は演習と対話に時間を集中させ、受講者が意思決定を行い、その理由を言語化することで、知識の定着と判断の訓練を促す設計となっている。カリキュラムは、事業会社からスタートアップまで幅広い開発現場を支援してきた及川卓也氏の知見をもとに体系化されている。
提供予定のコースとして、未経験者を対象としたeラーニング形式の「プロダクトマネジメント入門」(約7.5時間、税別1万5000円)と、1日間の公開コース(税別7万円)が用意されている。今後は体験型のワークショップコースも追加される予定。本協業において、トレノケートは販売・研修運営・受講者サポートなどを担当し、Tablyはカリキュラム開発および一部コースの講師、品質管理を担う。
また、協業を記念した無料セミナー「AI時代のプロダクトマネジメント 〜『なぜ・何を作るか』を決められる人材をどう育てるか〜」が2026年11月11日に開催される。及川卓也氏らが登壇し、15時から16時30分にかけて行われる。会場はトレノケート新宿ラーニングセンター(東京・新宿)とオンラインのハイブリッド形式となる。参加費は無料で事前申込制となっており、参加申し込みや詳細は、トレノケートのセミナー詳細ページから確認できる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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