エンジニアが意思決定から運用までを一貫して主導するメリットとは? ── Works Human Intelligenceが挑む「答えのない」新規開発の裏側
【19-C-2】エンジニア主導で「新しい答え」を作るAI × キャリア モバイルアプリへの挑戦 〜ドッグフーディング文化と、市場に問うための運用戦略〜
新しいプロダクト開発においては、テストとフィードバックを繰り返す試行錯誤のプロセスが不可欠だ。Works Human Intelligenceでは、AIを搭載した新製品「COMPANY Me」の開発にあたって、エンジニア主導のドッグフーディングを起点に、アプリ開発のサイクルを確立してきた。具体的にどのような取り組みで、エンジニア主導で製品を磨き込む体制を整えたのか、同社の福島 瑛介氏、宮原 利空氏が解説した。
「正解」を定義できない市場で、エンジニアが意思決定をする理由
Works Human Intelligence(以下、WHI)は、統合人事システム「COMPANY」を中心に、HR関連サービスを提供するHRテック企業だ。同社は2025年11月に、はたらく個人向けの新製品として、スマートフォン向けアプリ「COMPANY Me」の提供を開始した。
「COMPANY Me」は、自律的なキャリア形成に焦点を当て、中長期のライフキャリアが設計できるプロダクトだ。AIキャリアサポーターの「ミィ」にキャリアの悩みを相談する機能や、過去の経歴、自身の価値観やスキルなどを登録して自己理解を深める機能を備えている。
答えのない「キャリア」という命題に向き合う同アプリの開発において、福島氏は「『答えがない』という課題は、開発現場そのものにも存在する」と語る。
「1つは『何を作るか』の答えがないという問題。もう1つは『どう作り続けるか』の答えがないという問題だ」(福島氏)
特に新製品は、市場の反応やユーザーニーズが不透明な中で開発を進める必要がある。この問題に対し、WHIではエンジニア主導で答えを探るサイクルを確立している。
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岡田 果子(オカダ カコ)
IT系編集者、ライター。趣味・実用書の編集を経てWebメディアへ。その後キャリアインタビューなどのライティング業務を開始。執筆可能ジャンルは、開発手法・組織、プロダクト作り、教育ICT、その他ビジネス。
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丸毛 透(マルモ トオル)
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