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CodeZine(コードジン) DeveloperZine(デベロッパージン)- エンジニアの意思決定を支える技術情報メディア

ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

AI時代の「壁」を乗り越えろ。プロダクトマネージャーが直面するカオスと、現場を動かす「仕組み化」のリアル

ProductZine Day 2026

ProductZine Day 2026

「ProductZine Day 2026」レポート(AD)

AIが出す「それっぽいもの」を見抜く審美眼は、どこで育つのか──議事録をAIに任せた先の「育つ機会」を考える

【S-7】AIで出来ることを人間がやるのは本当に「無駄」なのか? ―― 無駄の中にあった「育つ機会」からAI時代の育成を考える

残ったのは「それって楽しい?」という問いだった

 最後の論点は、効率とも育成とも別の場所から出てきた。

 「早く走りたいとなる前に、走るのが楽しいって体験がないと走ろうとも思えなくなりそう」

 「楽しい体験をAIに奪われるのはつまらないよね」

 「AIに全部任せるって話、そもそも人間は何を望むのかって話のような気持ち」

 20分のあいだ「AIがやったほうが早いことを人間がやるのはセンスがない」と押し切ってきた広瀬氏は、最後のまとめでこの種の投稿を拾った。

 「今日、めっちゃ僕、わざとスタンスを取ったので、ちょっと嫌な人間に見えたかもしれないですけど」

 そのうえで、この日いちばん浮かんだ問いとして挙げたのは、自分の主張ではなく、会場の匿名の一言だった。

 「『なんかそれって楽しい?』という問いがめっちゃ浮かびましたね。うん、確かにそのとおりなんですよ」

 「人間らしい」とか「豊かだ」ということが、結構遠くに行ってしまう。シビアな世界線になる。豊かになるための道具のはずが、突き詰めるほど豊かさのほうが遠のいていく。それなら、何のためにAIはあるのか。極論を張り続けた20分の最後に残ったのは、この逆説だった。

 「AIだけがやるという世界線って、人間が本当に生物として生き残るだけ、という世界線に近いのだろうなと思って」

 「結局、豊かになれたのに意味がない、みたいなところはやっぱりあると思うので、そういう話をしたいなって、改めて」

 木下氏が最後に挙げたのも、答えではなく問いだった。広瀬氏が置いた「自家発電できる」という言葉は、その人個人が持っている能力を指すのか。それとも、自家発電できる環境やマインドのほうを、あとから育てることができるのか。

 会場がSlidoに残した問いのいくつかは、そのまま宿題になっている。

 「自家発電人材はどう育つか、見つけるか」

 「良い問いを立てるためには何が必要?」

 このセッションのゴールは、問いが1つでも増えることだった。123件の投稿は、その達成を記録したログでもある。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

「プロダクト開発」にフォーカスしたCodeZine内のサブメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けしま...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

関口 達朗(セキグチ タツロウ)

フリーカメラマン 1985年生まれ。東京工芸大学卒業後、2009年に小学館スクウェア写真事業部入社。2011年に朝日新聞出版写真部入社。2014から独立し、政治家やアーティストなどのポートレート、物イメージカットなどジャンルを問わず撮影。2児の父。旧姓結束。趣味アウトドア。

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提供:株式会社Wellnize

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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