計測と改善をひたすら繰り返したら、年間コストを1億円削減した──不確実性の高いプロジェクトに挑む
【24-A-7】年間一億円削減した時系列データベースのアーキテクチャ改善~不確実性の高いプロジェクトへの挑戦~
見込みも立てにくい難しいプロジェクトを始めると、開発現場が迷走し、いつまで経ってもシステムが完成しないということがままある。完成したとしても、当初の見込みを大きく下回る性能しか出せないということもあるだろう。システムを無理矢理完成させて、運用を始めても、大事故を起こして顧客に大損害を与えてしまう可能性が高い。しかし、ソフトウェアエンジニアとしてのキャリアを歩む限り、いつかはこのような難しいプロジェクトを手掛けなければならないときが来るものだ。このセッションでは、LINEヤフー株式会社の坂本大将氏が、社内で使用している時系列データベースのバックエンドストレージをオブジェクトストレージに切り替えた経験から、技術的難易度が高く、抽象的なプロジェクトを推進し、成功させるには、少しずつでも前進しながら、結果を見て改善することの繰り返しが大切だと語った。
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笹田 仁(ササダ ヒトシ)
フリーランスのライター、編集者。IT、特にソフトウェア開発の話が好きです。 趣味はドラムを叩くこと。コロナ騒ぎでリハーサルスタジオに入りにくくなり、ちょこちょこと楽器を買うことでストレスを解消していたら、いつの間にか置き場所に困るほどになってしまいました。
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丸毛 透(マルモ トオル)
インタビュー(人物)、ポートレート、商品撮影、料理写真をWeb雑誌中心に活動。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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