任意のコーディングエージェントで、Salesforce上でビルドする
続いて、コーディングエージェントを使ってSalesforceをビルドする方法がデモを通して紹介された。
使うのは「Agentforce Labs」という実験的開発環境。自然言語でAIエージェントの開発を可能にするプラットフォームのひとつだ。具体的には、Agentforce Labsにプロンプトを入力し、AIエージェントを構築する。続いてCLIからSalesforceにログインして、選択した任意のコーディングエージェントがSalesforce自体の構築をする流れ。デモでは、イベント案内エージェントを構築する例を紹介した。
Agentforce Labsで「Start building」をクリックすると、自然言語でエージェント作成を指示できるチャット欄が展開される。そこにイベント案内エージェントの概要をプロンプトとして入力すれば、設計方針とあわせて、エージェントの実装に必要な「Agent Script」のコードが構築基盤である「Agentforce Builder」に出力され、同時にAIエージェントが構築される。
設計方針はSalesforce CLIのインストール方法やコマンドから丁寧に説明されているため、上から順番になぞっていけば初心者でも構築できるようになっている。SalesforceにCLIからログインして、コピーしたコマンドでAgent Skilsをインストールする。
その後、Claude Codeを立ち上げ、Agentforce Labsに提示された20行ほどのコードをコピーし貼り付け、実行する。この操作だけで、Claude CodeによってSalesforce側の設定・開発も完了した。
完成したイベント案内エージェントに「生成AIに関するセッションを教えてください」と尋ねると、生成AIがテーマのセッションがピックアップされて表示された。この時、右側にエージェントの推論のプロセスも表示されているほか、より詳細を確認したい場合は画面下部の「トレース」から一つひとつの動きを追跡できるようになっている。「こういったエンタープライズ向けの細かい制御が可能な点が特徴」だとおだしょー氏。
今回のデモではAgentforce Builderでの構築を紹介したが、Headless 360 platformはさまざまなところで活用できる。おだしょー氏は「『Slack』や『Tableau』などさまざまなプラットフォームを通じて活用できるので、ぜひ試してください」と推奨した。

