Microsoftは8月27日(現地時間)、Azure Developer CLI(azd)で8月に発表したリリースをまとめて紹介した。
今回のアップデートでは、バージョン1.30.0から1.32.0までの変更が含まれる。目玉となるのは、azd拡張機能フレームワークの一般提供開始であり、開発者はHTTPS URLから自己完結型の拡張機能バンドルを直接インストールできるようになった。また、オフィシャルソースの拡張機能は新たなTelemetryService.ReportUsage APIを通じて利用状況を報告できるようになった。
コンテナデプロイメント機能も強化された。ユーザーはDockerfile、プリビルドイメージ、Azure Container Registryのリモートビルドなどを利用し、柔軟にAzure Functionsサービスをデプロイできる。docker.imagePassthroughオプションにより、既存のコンテナイメージを参照だけでデプロイできるようになり、ローカルやリモートでのイメージ操作は不要となった。また、レイヤープロビジョニングではBicepパラメータ参照から依存関係を自動で推論し、依存レイヤーの実行順序が正しくなるよう改善された。
主要な仕様変更として拡張機能やツールのアップデート操作用コマンドがazd extension updateおよびazd tool updateに統一された。既存のアップグレード用コマンドはエイリアスとして残されるが、JSON出力やテレメトリ用識別子は新しいupdate用語を利用するため、スクリプトやクエリの修正が必要となる。
加えて、多数のバグ修正や既存機能の改善が行われた。たとえば、ARM失敗時の復旧ガイダンス表示やBicepデプロイメント時の履歴参照の優先順位調整、Kubernetes kubeconfigのセキュリティ強化、CI/CD対応、拡張機能インストール時のエラー表示改善などが含まれる。
新たな公式・コミュニティ製テンプレートも多数追加され、開発者が実践的なシナリオに即したソリューション構築を支援する。これによりAzure Developer CLIによるアプリケーションのデプロイや管理がさらに効率化される見込みだ。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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