OpenAIは2025年6月5日、ChatGPTにおいて外部サービスとの連携機能を拡充したと発表した。
ChatGPT can now connect to more internal sources & pull in real-time context—keeping existing user-level permissions.
— OpenAI (@OpenAI) June 4, 2025
Connectors available in deep research for Plus & Pro users (excl. EEA, CH, UK) and Team, Enterprise & Edu users:
Outlook
Teams
Google Drive
Gmail
Linear
& more
今回のアップデートにより、Plus、Proユーザー(EEA、スイス、英国を除く)およびTeam、Enterprise、Eduの各利用者は、Outlook、Teams、Google Drive、Gmail、Linearなどとの連携が可能となった。さらに、Team、Enterprise、EduユーザーはSharePoint、Dropbox、Boxとも接続できる。
またワークスペース管理者向けに、Model Context Protocol(MCP)のベータ版が提供された。MCPを使うことで専用システムや他アプリケーションとの独自コネクタを構築でき、検索や推論、知識活用が容易になった。これによりWeb検索や既存コネクタと合わせて、各組織独自の知識に基づいたやり取りが可能となる。
加えて、ChatGPTのmacOS向けチームユーザー向けに「レコードモード」も導入された。これにより会議や議論、ボイスメモを記録し、自動で書き起こしや要点抽出、計画・フォローアップ・コードへの変換が行える。レコードモードは今後、Plus、Pro、Enterprise、Eduにも提供予定。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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