Microsoftは5月20日(現地時間)、Visual Studio Code(以下、VS Code)1.121のリリースを発表した。今回のバージョンでは、開発者の作業効率を高めるさまざまな新機能と改良が加えられている。
主なトピックとしては、まずビルトインのMermaidおよびHTMLプレビュー機能が実装された点が挙げられる。これまでHTMLのプレビューには専用の拡張が必要だったが、今後はエディタ上で直接HTMLファイルやMermaidダイアグラムをプレビューできる。
MarkdownプレビューではMermaid記法を使ったダイアグラムがそのまま表示され、ノートブックやチャットでも同様の描画が可能となった。また、HTMLファイルもファイルエクスプローラーやエディタタブから簡単に統合ブラウザで表示できる。
エージェント機能にも強化が加えられ、ローカルだけでなくリモートマシンでエージェントセッションを実行し、監視・制御できるようになった。このリモートエージェントはSSHやDev Tunnels経由で接続し、接続が切れてもエージェントはバックグラウンドで動作し続ける設計である。新しい「Agent Host Protocol」を採用しており、複数クライアントからのセッション同時管理が可能となった。
ターミナル周りでは、エージェントによるコマンド実行を判別する環境変数VSCODE_AGENTの設定、出力圧縮範囲の拡大、コマンド進行中の可視性向上、終了したバックグラウンドターミナルの自動クリーンアップなど、ユーザービリティとリソース効率の両面で改善が図られている。パスワードなど機微なターミナルプロンプトも安全にガードされる。
その他、言語モデル設定やエディタのクイックサジェストの挙動変更、設定の非推奨化など多岐に渡るアップデートが加えられた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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