仏Sensio Labsは1日、オープンソースのPHPフレームワーク「symfony 1.3」および「symfony 1.4」の安定版をリリースした。両バージョンともPHP 5.2.4以降に対応しており、symfonyプロジェクトのWebサイトからダウンロードが可能となっている。
仏Sensio Labsは1日、オープンソースのPHPフレームワーク「symfony 1.3」および「symfony 1.4」の安定版をリリースした。両バージョンともPHP 5.2.4以降に対応しており、symfonyプロジェクトのWebサイトからダウンロードが可能となっている。
symfony 1.4は機能的にはsymfony 1.3と同等だが、LTS(長期サポート)版で、非推奨(deprecated)機能が削除されているため、既存のプロジェクトを更新する際にはバージョン1.3が推薦されている。
バージョン1.2からの改善点としては、大幅なパフォーマンスの改善が図られているほか、開発者の使用感が向上している。Webデバッグ「view」パネルにより、現在のページの全テンプレートや、ファイル中の変数が確認できる。また、テストもより高速かつ簡単になっている。そのほか、「Swift Mailer」ライブラリを統合したことで、ネイティブにメールをサポート。データベースレイヤーでは、ORMライブラリ「Doctrine 1.2」と「Propel 1.4」を新たにサポートした。
【関連リンク】
・symfony:Open-Source PHP Web Framework
・Blog:symfony 1.3 and 1.4 stable released
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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