PHP技術者認定機構は、最上位資格である「PHP5技術者認定ウィザード2014」の申込受付を、10月7日に開始した。申込締切は12月末日。
「PHP5技術者認定ウィザード」は、「PHPの発展に貢献できる知識と発想力を持つこと」を認定するPHP5技術者認定試験の最上位資格で、論文やコードを匿名で公開したものをPHP技術者認定機構関係者とPHP技術者認定試験合格者の投票によって審査し、上位得票者で基準を満たした者を認定する。
「PHP5技術者認定ウィザード2014」の審査基準は、以下の通り。なお、これらをすべて含む必要はないが、評価のポイントとなる。
論文について
- 論文が実用的であることとコミュニティの中で議論・改善されたプロセスを経たことを示せること
- 論文で訴えるポイントが多角的・対極的に分析されているか。例えば、利便性とサーバ負荷の問題、汎用性と特化機能のメリット・デメリットなど
- 論文で訴えるポイントが定量的な数値として示せているか
PHPコードについて
- プログラミングスタイルが統一されているか
- コメントから意図を読み取ることが可能か
応募資格は、上級試験に合格してから2年以内であり、期日までに所定の論文(4000文字以上)を提出する必要がある。各カテゴリについて、年間1本のみ論文を提出でき、複数カテゴリへの応募も可能。
カテゴリは以下の通りで、毎年各3名を認定する。
- PHP5技術者認定セキュリティ・ウィザード
- PHP5技術者認定パフォーマンス・ウィザード
- PHP5技術者認定フレームワーク・ウィザード
- PHP5技術者認定インターナル・ウィザード
「PHP5技術者認定ウィザード2014」の認定者には、記念のメダルを贈呈するとともに、応募者全員に開発言語トランプ「code:deck」をプレゼントする。
論文(およびコード)の縦覧期間と投票期間は2015年1月1日~1月末日で、2015年2月中旬に合格者の発表を行う。
審査委員長を務めるのは、「パフォーマンス・ウィザード」と「フレームワーク・ウィザード」の担当が、アシアル代表取締役の田中正裕氏。「セキュリティ・ウィザード」と「インターナル・ウィザード」の担当が、エレクトロニック・サービス・イニシアチブ取締役社長の大垣靖男氏。
【関連リンク】
・PHP技術者認定機構
・「PHP5技術者認定ウィザード2014」
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