エクセルソフトは、Javaアプリケーションを高速化・最適化するJava開発ツール「Excelsior JET 11.0」を、10月6日に発売した。
Excelsior JET(エクセルサー ジェット)は、Javaアプリを高速化・最適化するとともに、リバースエンジニアリングから保護するツール。Windows/Linux/OS Xに対応し、JavaのクラスファイルをWindowsならEXEファイルやDLLファイルに、LinuxおよびOS Xなら実行ファイルや共有オブジェクトに変換する。変換された実行ファイルは、Javaのクラスよりも高速に動作する。実行にあたってOracle JREは必要ない。
また、日本語を含む10か国語のインストーラーの作成が可能な「JetPack II」を搭載しており、Excelsior JETで作成したアプリケーションのインストーラーを簡単に作れる。
最新版となるExcelsior JET 11.0では、Java SE 8およびJavaFX 8を完全にサポートするとともに、64ビット版における起動時間の改善、「xpack」ユーティリティによるコマンドラインからのインストールパッケージ作成への対応、高負荷時の予期せぬOutOfMemoryErrorを防止するためのメモリ管理サブシステムの再構築が行われた。
対応OSは、Windows 8.x/7、Windows Server 2012/2008 R2、OS X 10.10/10.9/10.8、Linuxカーネル2.6.16以降およびglibc 2.4以降、NPTL 2.4以降。
なお、エクセルソフトでは12月18日まで、新規購入価格を30%、アップグレード価格を25%割り引くキャンペーンを実施。価格は次表のとおり(いずれも税別)。
エディション |
稼働 プラットフォーム |
新規購入価格 (税別) |
アップグレード価格 (税別) |
---|---|---|---|
スタンダード エディション |
Windows | 19万5500円 | 13万6500円 |
Linux | 29万2500円 | 20万4700円 | |
プロフェッショナル エディション |
Windows | 32万5000円 | 22万7500円 |
OS X、Linux | 48万7500円 | 34万1200円 | |
エンタープライズ エディション |
Windows | 52万0000円 | 36万4000円 |
OS X、Linux | 78万0000円 | 54万6000円 |
いずれの製品にも1年間のメールサポート、無償アップグレードを含む「ベーシックサポート」が付属する。また、2つ以上のプラットフォームを同時購入した場合の割引価格も用意されている。
【関連リンク】
・エクセルソフト
・「Excelsior JET」
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