グレープシティのSalesforce専用アプリ「GrapeCity Spreadsheet for Salesforce」が、2月5日にSalesforce上でのExcel関数による数式計算に対応した。
「GrapeCity Spreadsheet for Salesforce」は、Excelと同等のUIをSalesforce上で提供するAppExchangeアプリ。Salesforce上のデータの見通しをよくし、入力作業の大幅な効率化を実現する。税別の月額利用料は1500円(1ユーザー)。
今回のアップデートによって、325種のExcel関数がサポートされ、一覧上でSalesforceデータの数式計算が可能な「数式列」、Salesforceのレコードの一覧に任意の列を追加できる「ワーク列」、システム管理者によるユーザーの権限の割り当てを可能にする「権限設定」に対応した。
「数式列」では、システム管理者/ユーザーともに数式を作成でき、Salesforceの数式項目が提供する約70種類を大幅に上回る、325種類の関数が使える。
「ワーク列」は、ユーザーによる表画面での列の追加を可能にする機能で、「数式列」と組み合わせてレコードごとに異なる計算の実行などに使用できる。なお、「ワーク列」はSalesforceの追加ストレージ容量を消費するため、デフォルトで無効化されている。
「権限設定」は、システム管理者が「GrapeCity Spreadsheet for Salesforce」で使用可能な機能、「GrapeCity Spreadsheet for Salesforce」の権限、「GrapeCity Spreadsheet for Salesforce」で表示できるSalesforceのオブジェクトを指定できる。
Salesforceのプロファイル単位、およびユーザー単位で「GrapeCity Spreadsheet for Salesforce」によるレコード編集やエクスポートの権限を指定可能で、表示可能なSalesforceオブジェクトの指定では、特定のオブジェクトを「GrapeCity Spreadsheet for Salesforce」に表示しないよう、プロファイル単位/ユーザー単位で指定できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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