LINEは、 LINEのAIアシスタント「Clova」に搭載されるスキルを開発・拡張できる「Clova Extensions Kit」を7月12日に一般公開した。併せて、ClovaやLINEのチャットボットを組み合わせたサービスの創出を図ることを目的に「LINE BOOT AWARDS 2018」も開催する。
Clovaは、LINEが提供する「Clova WAVE」「Clova Friends」などのスマートスピーカーに搭載されるAIアシスタント。音声操作だけで、音楽やニュース、天気を聞くことができ、LINEのメッセージのやり取りや通話をすることが可能になる。
今回、サードパーティの外部企業や一般の開発者がClovaスキルを開発できるようになる「Clova Extensions Kit(CEK)」を一般公開し、併せて開発関連ドキュメント等を記載したWebサイト「Clova Developer Center」を公開した。
CEKは、Clovaスキルを開発・配布する際に必要なツールとインターフェースを提供するための開発環境。個人・法人問わず誰でも利用でき、Clovaと外部サービスとの連携や、家庭のIoTデバイスの制御などが可能になる。なお、開発したスキルは、審査を経て、7月下旬以降公開予定の「Clovaスキルストア」上で一般公開することができる。
「LINE BOOT AWARDS 2018」は、CEKの公開に合わせ、CEKやLINEの「Messaging API」を対象にした開発コンテスト。個人・法人問わず誰でも参加可能で、優勝賞金額は最大1,000万円。7月中に協賛テーマ賞などの詳細が発表される予定で、申し込み受付開始は8月上旬から。応募は10月10日まで受け付ける。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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