Shoeisha Technology Media

CodeZine(コードジン)

特集ページ一覧

クラウドAPIサービス「Twilio」、電話でのセキュアな決済を可能にする新API、Twilio<Pay>を発表

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2018/10/19 17:00

 KDDIウェブコミュニケーションズが国内での提供を行っている米Twilioのクラウドコミュニケーションプラットフォーム「Twilio」は、電話を用いたセキュアな支払いを可能にする新APIである<Pay>を、Twilio最大のカンファレンスである「SIGNAL」にて10月17日(現地時間)に発表した。

 今回の<Pay>の提供にあたって、TwilioのProgrammable VoiceがPCI DDSの認証を取得するとともに、オンラインで料金の支払いができる「Stripe」とのパートナーシップを結んでいる。

 <Pay>を利用することで、企業はIVR(Interactive Voice Response)を通じて支払いを受けることが可能になるほか、自動でクレジットカードの詳細情報を収集できるようになるため、顧客はコンタクトセンターのオペレータにクレジットカード情報を知らせることなく、電話のみで支払いを行える。

 <Pay>は既存のIVRシステムへの追加が可能で、プロンプトの言語の制御や、VUIのカスタマイズ、クレジットカードの種類の承認に対応している。また、コネクタを通じて「Stripe」などの決済プラットフォームと簡単に接続できる。

 繰り返し買い物をする顧客のカード情報はファイルに保存し、次回の買い物時により迅速な情報の確認を可能にするが、「Twilio」側にはクレジットカード情報を保存せず、選択した決済プロバイダを使用して情報をトークン化して、アプリに戻す仕組みとなっている。また、企業が顧客との通話を録音している場合、<Pay>が有効になっている間は自動的に録音を一時停止するため、支払い情報が記録されるのを防げる。

 そのほか、「Twilio」のコンソール上で<Pay>を利用する決済会社を簡単に選択、追加する機能の追加も予定している。

 また、「Twilio Studio」でも<Pay>を利用できるので、ドラッグ&ドロップでフローにウィジェットを追加するだけで、Programmable Voiceアプリケーションでカード決済を始められる。

 現在、<Pay>はβ版のみの提供となっており、アメリカでの一般利用開始は2019年上半期を予定している。海外では、Twilioが提携している決済システムパートナーによって順次提供され、決済が成功するごとに15円の手数料が発生する。さらに、プログラマブルなコンタクトセンタープラットフォーム「Twilio Flex」への対応も予定している。

 なお、10月23日16時~18時には、クロスコープ青山のセミナールーム(大)において「SIGNAL報告会最新情報2018」が開催される。

関連リンク

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
All contents copyright © 2005-2018 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5