セキュリティを理解するには攻撃方法を知るのが一番です。翔泳社では数々のハッキング本を手がけてきたIPUSIRONさんによる『ハッキング・ラボのつくりかた』を12月7日に発売。WindowsとKali Linuxで仮想環境を構築し、いつでもどこでも利用できるハッキングの実験室を作る方法を伝授します。
『ハッキング・ラボのつくりかた 仮想環境におけるハッカー体験学習』は、ネットワークセキュリティについて知見を深めたい方に、まさに攻撃方法を体験するための実験室を構築するノウハウを解説した1冊です。
ハッキング自体の技術を紹介する本はありますが、それを試す環境を用意する方法を紹介した本は多くありません。もし実際にハッキングを行うのは犯罪行為ですから、誰にも迷惑をかけず安全にハッキングできる環境を構築することは不可欠です。
本書ではノートPC、デスクトップPCを問わず、WindowsとKali Linuxの2種類のOSを用いた仮想環境を用意し、いつでもどこでも利用できるハッキング・ラボを構築する方法を解説。WindowsやAndroid、Linuxに対する攻撃方法だけでなく、無線LANやWebアプリに対する攻撃方法も学ぶことができます。
セキュリティを学びたい方はもちろん、ハッカーがどんなことをしているのかを知りたい方にもお勧めの本書。ぜひ手近なハッキング・ラボを構築し、ハッキングを体験してみてください。
目次
第1部 ハッキング・ラボの構築
第1章 ハッキング・ラボでできること
第2章 仮想環境によるハッキング・ラボの構築
第3章 ホストOSの基本設定
第2部 ハッキングを体験する
第4章 Windowsのハッキング
第5章 Metasploitableのハッキング
第6章 LANのハッキング
第7章 学習用アプリによるWebアプリのハッキング
第8章 ログオン認証のハッキング
第3部 ハッキング・ラボの拡張
第9章 物理デバイスの追加
第10章 ネットワーク環境の拡張
第11章 ハッキング・ラボに役立つテクニック
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です