Scala.js開発チームは、「Scala.js 1.0.0」を2月25日(現地時間)にリリースした。
Scala.jsは、Scalaで書かれたプログラムをJavaScriptコードにコンパイルできるツールで、Scala/JVM間の移植性、JavaScriptとの相互運用性、およびパフォーマンスに優れている。
今回の「Scala.js 1.0.0」のリリースは、最初のバージョンから7年を経たもので、言語のセマンティクスから内部APIに至る、さまざまな作業の集大成といえる。
なお、バージョン1.0.0は、従来バージョンである0.6.xや、以前のマイルストーン、バージョン1.xのRC(リリース候補)版とバイナリ互換性がなく、バージョン1.0.0によるライブラリの再コンパイルが必要となる。
バージョン1.0.0におけるおもな変更点としては、JavaScriptライブラリとの相互運用性の向上、Scala/JVM間における移植性の改善、実行時のパフォーマンス向上が挙げられる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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