ファインディは、エンジニアリング組織の生産性向上や、開発工程の改善余地の可視化を行うサービス「Findy Teams」β版をリリースした。
「Findy Teams」は、同社がこれまでに培ってきたエンジニア個人の技術力を見える化するノウハウをもとにしており、GitHubアカウントなどを解析し、
- 社内開発におけるソースコードの品質
- 開発プロセスにおける各フェーズの活動量
- 社内チーム間におけるエンジニア間のコミュニケーション量の差異
- OSS(オープンソース)活動の評価
などを通じて、エンジニアリング組織間における生産性の差異や、開発プロセスにおけるボトルネックの自動での可視化を行う。また、その結果をもとに、エンジニアリング組織のパフォーマンス向上や改善に向けたPDCAをサポートする。
サービス開発に先立ち、現場で働くエンジニアに対して行ったヒアリングでは、「エンジニアチームの生産性向上に対してマネージャー、メンバー双方で課題意識がある一方で、まだまだ課題を定量的に可視化できていない」「経営陣のエンジニアリング組織に対する理解が進まない」「エンジニア採用に悩んでいる。とにかく社内エンジニアの時間が採用活動に奪われる」といった意見が寄せられており、テクノロジードリブンな事業を増やす上で、入社もしくは稼働開始後のパフォーマンス最大化も大きな壁になっていることから、今回のサービス開発に至っている。
将来的には、希望する企業に対してエンジニアリング組織の生産性を社内だけでなく、社外にも公開できるようサービス開発を進めていく。
なお、同社では「Findy Teams」β版への参画企業を、限定30社で追加募集している。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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