米Googleは、Google Cloudで使用中のデータを処理中に暗号化する「Confidential VMs」のベータ提供を、7月14日(現地時間)に開始した。
「Confidential VMs」は、第2世代のAMD EPYCの仮想暗号化機能(Secure Encrypted Virtualization:SEV)を備えており、データは使用中、インデックス作成中、クエリ中、トレーニング中いずれの状態でも暗号化され、暗号化キーは仮想マシンごとにハードウェアで生成され、エクスポートできない仕組みとなっている。
処理中のデータ暗号化によって、機密情報を保持しながら、機密データセットを共有してクラウドでの研究への協力が可能になっており、仮想マシン上で現在実行しているすべてのGCPワークロードを、チェックボックスを1つ変更するだけで、シームレスに「Confidential VMs」へ移行できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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