米Amazon Web Servicesは、データウェアハウスサービス「Amazon Redshift」において、RedShiftクラスタ内のデータベース間でクエリを実行する機能「クロスデータベースクエリ」を、10月15日にプレビュー公開した。
クロスデータベースクエリによって、接続しているデータベースに関係なく、クラスタ内の任意のデータベースから、データをシームレスにクエリできるようになる。データコピーの必要がなく、データ編成の簡素化が可能になり、同じクラスタ上の複数のビジネスグループをサポートできる。
1つのクエリで複数のデータベースのデータセットを結合することも可能で、テーブル、論理ビュー、マテリアライズドビューといったデータベースオブジェクトにアクセスして、BI/Analyticsツールを使用してデータを分析できるほか、標準のRedShift SQLコマンドでユーザーのきめ細かいアクセス制御が可能なため、ユーザーにはアクセス許可を持つデータの関連サブセットのみが表示される。
クロスデータベースクエリは、RA3インスタンスタイプが利用できるAmazon RedShiftリージョンでプレビュー公開されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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