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効率化を目指すDXと人の気持ちのバランスを 運用型のテレビCM・ノバセルに関わるデザイナーの今

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2021/06/08 08:00

 印刷・集客支援のプラットフォーム「ラクスル」、物流のプラットフォーム「ハコベル」に続き、2020年4月にラクスルが提供を開始したのが広告のプラットフォーム「ノバセル」だ。いままでブラックボックスとされてきたテレビCMにおいて、企画・制作・放映・分析まで一気通貫して提供し、その効果の可視化によって“運用”することを目指す。今回は、ノバセルのUI/UXデザイナーをつとめる加茂由香里さんに話を聞いた。新しいプロダクトだからこそ意識していることや、いままでになかった指標を普及させることの難しさとは。

目次

ノバセル導入を提案したことも 加茂さんがラクスルにたどり着くまで

――まずはご経歴とラクスルに入社した経緯を教えていただけますか?

映像や音楽にまつわる仕事に就きたいと思い、大学では映像や音響をメインに学んでいました。在学中も音響会社でアルバイトをしており、卒業後はその会社に入社しようと思っていたのですが、体力的な厳しさを感じ就職活動をすることに。授業の一環で行ったウェブサイト制作が楽しかったこと、またアルバイトで携わったテレビ番組でウェブの制作会社が取り上げられており、おもしろそうだなと感じたことがきっかけで、ウェブ制作に携わることができる会社を目指すようになりました。

就職活動の結果入社したのは、おもに医療系のクリニックや薬局のホームページなどを扱っている制作会社です。直接手を動かしてサイトを制作するというよりは、お知らせの更新など運用のディレクションを1~2年ほど行っていました。

その会社を退職する少し前からウェブデザインを学ぶ学校に半年ほど通い、デザインスタジオに転職。いまでこそ増えてきた副業も当たり前ではないなか、デザイン学校でのサポートスタッフ、フリーランスをはじめ、個人の成長につなげるための働きかたも認められていたことが入社の大きな理由です。

そのデザインスタジオでは、アパレルや音楽にまつわるデザインや広告のキャンペーンを扱うことが多かったです。また当時はアプリの需要が急速に伸びていたこともあり、ウェブデザイン以外にもアプリのUIデザインなど、幅広い種類のデザインに携わらせていただきました。

2年ほど経ったころ、B向けサービス拡大のためにUIデザイナーを募集していた大手IT企業へ出向しないかと、スタジオメンバーから声をかけてもらいました。デザインスタジオの業務で携わったUIデザインをさらに深めたいとの思いから挑戦することにしました。

当時は今のようにプロトタイプツールもなかったので紙でプロトタイプを作りながらUXデザイナーの方と一緒に新しいサービスの構想を考えたり、海外のサービスに携わったことで異文化のプロダクトをデザインすることの難しさを痛感したり、これまでできなかった経験をさせていただきました。いまでもその経験は、デザイナー人生の糧となっています。

5年ほど、デザインスタジオに所属しながら業務委託としさまざまなサービスの成長をサポートしていましたが、もう少しひとつのサービスに深く関わりたいと思い、事業会社への転職を決意しました。さまざまな会社の情報を調べていた時に、たまたま出会ったのがノバセルです。

もともとラクスルは印刷サービスの会社として認識していたのですが、当時、ひと枠10万円からCMの枠を購入できるオンラインストアがリリースされたことを前の職場で耳にし、とても衝撃を受けたことを覚えています。非常にユニークなサービスだと思い、当時携わっていたサービスでも「このサービスを使ってCMをうつのはどうですか?」と提案したこともありましたね。

「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」という企業ビジョンのもと、テレビ業界にとどまらずマーケティング業界全体の仕組みそのものから変えようとする取り組みにとても共感したことを思い出し、ジョインすることを決めました。入社したのは、ノバセルが正式にサービスを提供開始したのと同じ、昨年2020年の4月です。

この記事の続きは、「CreatorZine」に掲載しています。 こちらよりご覧ください。

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