「どう書く?org」がベータ版として公開された。さまざまな言語のクックブックを目指しているWebサービスだ。
「どう書く?org」がベータ版として公開された。製作者である西尾泰和氏のブログで、「どう書く?org」が目指しているものや、公開までの経緯が述べられている。
「どう書く?org」は、1つのお題に対し、さまざまな言語ごとにどうやって記述するかを募集するソースコード投稿サイト。例えば、「文字列中のアルファベットを大文字にするには?」「XMLから情報を取り出すには?」「ウィンドウの表示をするには?」などのお題が出されており、それぞれに対しいろんな言語で「こう書けばよいのでは?」という投稿がなされている。
西尾氏のブログによると、これまでの投稿件数は「4ヶ月弱で、2796件のコードが投稿されています。1日平均20件以上という計算になります」とのこと。もともと、プログラマーが新しい言語に挑戦する際に、「『言語Xでならどうやるか0.1秒で思いつくような簡単な内容を、言語Yではドキュメントをひっかきまわして探さないといけない』というフラストレーション」を解消し、プログラミング言語間の対訳となるWebサイトを作ろうとしたのが、「どう書くorg」を立ち上げるきっかけになったそうだ。
今後は集まったソースコードを加工する方法や粒度を検討していきながら、マルチリンガル・クックブックを目指していくという。
西尾泰和のブログ @ Cybozu Labs: 「どう書く?org」(ベータ版)を公開しました
どう書く?org
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