解説
「Null安全」は、コンパイラに組み込まれた、nullによるエラーを防ぐ仕組みのことです。いくつかのプログラミング言語では、明示的にnullを入れることが宣言されていない変数には、nullが入らないように、コンパイル段階でチェックします。
また、nullが入る可能性のある変数では、nullか確認せずに、オブジェクトと想定してプロパティやメソッドを使おうとするとエラーを出したりします。
こうした仕組みを用意することで、予期せぬnullによるエラーを防ぎます。
nullによるエラーは、長年多くのプログラマーを悩ませてきました。比較的新しいプログラミング言語では、このエラーを事前に防ぐための仕組みが組み込まれています。また、新バージョンの仕様や、拡張的な仕様で、こうした仕組みが導入されているプログラミング言語もあります。
サンプル
TypeScriptのプレイグラウンドでコードを表示した例です。
let s1:string = "hello" console.log(s1.length) let s2:string = null console.log(s2.length) let s3:string|null = null console.log(s3.length)
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柳井 政和(ヤナイ マサカズ)
クロノス・クラウン合同会社 代表社員http://crocro.com/オンラインソフトを多数公開。プログラムを書いたり、ゲームを作ったり、記事を執筆したり、マンガを描いたり、小説を書いたりしています。「めもりーくりーなー」でオンラインソフト大賞に入賞。最近は、小説家デビューして小説も書いています(『裏切りのプログラム』他)。面白いことなら何でもOKのさすらいの企画屋です。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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