米Yahoo!は4日、同社が運営する音楽総合サイト「Yahoo! Music」のデータにアクセスできる「Yahoo! Music API」を公開した。
米Yahoo!は4日、新たに「Yahoo! Music API」を公開した。現在のチャート、検索、レコメンドといったYahoo! Musicの情報を外部から利用することができる。
「Music API」は、同社が運営する音楽総合サイト「Yahoo! Music」のデータにアクセスできるAPI。HTTP RESTベースになっており、XML、JSON、RSSを含む多くのフォーマットに対応している。個人のユーザーデータにアクセスする場合は、Yahooの認証メカニズム「BBAuth(Browser Based Authentication)」を使用する。現在のところ、1日あたりのクエリー数はエンドユーザーのIPアドレスごとに、5,000クエリーまで制限されている。
利用できるのは、次の9つのサービスと「Video Player API」。
- Artist Sevice
- Category Service
- Image Service
- Rating Service
- Release Service
- Station Service
- Track Service
- User Service
- Video Service
例えばArtist Serviceには、人気アーティストの一覧やアーティスト情報の取得といったサービスが含まれる。Facebookでは、既にYahoo! Music APIを利用したサービスが公開されている(閲覧にはFacebookのIDが必要)。
なお、Yahoo! Developer Networkでは、このAPIの利用方法を記したドキュメントを公開している。
【関連リンク】
・Yahoo! Music API
・Yahoo! Music API Guide
・Introducing the Yahoo! Music API:Yahoo! Music Blog
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