CVE公表数は1ヵ月に1万件──フロンティアAI時代のセキュリティ課題にデジタル庁はどう向き合うか
【GitLab Epic Tour Japan 2026】デジタル庁 GCAS DevStack:フロンティア AI 時代のセキュリティ課題に応える能動的ガバナンス
AI駆動開発におけるすべてのアウトプットを一元管理し検査する
最後に山本氏は、デジタル庁内のAI駆動開発について紹介した。すでに同庁では、内製しているプロダクトにも積極的にAIを活用しているという。
現在使っているのはClaude Code。Anthropicが直接提供するものではなく、ガバメントクラウド上で動くモデルを使う。当初はOpusのみだったが、現在はSonnetも国内に閉じて使えるようになった。開発環境やAI自身が破壊されないようサンドボックス環境を用意し、ログをすべて取得する。起動するたびに今週と今月の使用額が表示されるようにした。
山本氏自身も内部ツールを開発している。AIに作業を任せている間にミーティングに出て、戻ってきて続きを進める。サンドボックス状態のためローカルのコミットまでしか行えないが、その後プッシュし、マージリクエストを作ってマージする。
「朝から晩までいろいろミーティングが詰まっていても、並行して開発する。そんな時代が来たんだなと改めて実感します」。
最後に、山本氏はデジタル庁内部での「GCAS DevStack」の展望を話した。
「官公庁ではたくさんのシステムが動いており、機能もさまざまです。今日紹介した取り組みができているのはまだごく一部で、オンプレミスで動いている部分もあります。しかし、能動的ガバナンスや最新の技術を導入する取り組みを、少しずつでも始めていきたいです」。
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中野 佑輔(編集部)(ナカノ ユウスケ)
金融系SIerでの勤務を経て2025年よりCodeZine編集部所属。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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