Webブラウザ「Safari」に搭載されているオープンソースのHTMLレンダリングエンジン「WebKit」の開発チームは18日、JavaScriptエンジン「SquirrelFish Extreme(SFX)」を発表した。JavaScriptベンチマークで、現行バージョンの「WebKit 3.1」より3倍速い結果をたたき出したという。
Webブラウザ「Safari」の基盤となっているオープンソースのHTMLレンダリングエンジン「WebKit」の開発チームは18日、JavaScriptエンジン「SquirrelFish Extreme(SFX)」を発表した。テスト用のNightly Build版をWebkit開発ブログよりダウンロードできる。
SFXは、今年6月にリリースされたWebKitのJavaScriptエンジン「SquirrelFish」の最新版。開発チームでSunSpiderテストを実施したところ、「Safari 3.0」の10倍以上の速度が計測されたという。
パフォーマンス向上の主な要因として、同ブログ内では「JavaScriptから生成するバイトコードの最適化」、「多相的インラインキャッシュ」の使用、「コンテクストスレッド型のジャストインタイムコンパイラ」や「正規表現のジャストインタイムコンパイラ」の採用があげられている。
【関連リンク】
・Introducing SquirrelFish Extreme:Surfin’ Safari Blog
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