主なバリデーション付コントロール
では、バリデーション機能のついたコントロールにはどのようなものがあるでしょうか。以下に主なものを紹介しましょう。
DoubleField
IntegerFieldの実数版とも言えるもので、実数を入力するためのフィールドです。IntegerFieldと同様、値の範囲を設定したり、double値を取得・設定するために、次のようなメソッドが用意されています。
setMinValue( 最小値 ) setMaxValue( 最大値 ) setDouble( double値 ) getDouble()
DateField
日付を入力するためのフィールドです。あらかじめ指定された形式で日付を入力するためのものです。デフォルトでは、"dd MMM yyyy"というパターンが設定されています。表示パターンを変更したり、現在の値をDateとして取得・設定するのに次のようなメソッドが用意されています。なお、DateFieldはver.2.0.1ではただの入力フィールドとしてしか表示されませんが、2.1ではフィールドの横にカレンダーアイコンが表示され、これでカレンダーを使って日付を入力できるようになります。
setFormatPattern( パターン ) setDate( Dateインスタンス ) getDate()
EmailField
電子メールアドレスを入力するためのものです。入力された値がメールアドレスの形式でなければエラーとなります。
RegexField
正規表現のパターンに従ってテキストをチェックするものです。独自の入力制限をかけたい場合には、これを利用して正規表現のパターンを設定して利用するのが良いでしょう。パターン設定のために以下のメソッドが用意されています。
setPattern( 正規表現パターン )
CreditCardField
クレジットカード番号を入力するためのものです。作成すると、主なカード名がフィールドの右側にポップアップで表示されるようになります。