ルーク・システムズは、テスト工程の省力化を支援するWebブラウザ「SteadyForm」のベータ版を発表した。WebブラウザをUIに利用するシステム開発において、テストデータの入力作業を自動化したりすることができる。
有限会社ルーク・システムズは9月14日、Webブラウザをユーザーインターフェイスに利用するシステムの開発において、テスト担当者の入力作業を省力化できるブラウザ「SteadyForm」のベータ版の提供を発表した。10月31日までの期間限定で、同社ホームページからダウンロードできる。
SteadyFormを利用すると、Webページ閲覧時の「繰り返しの入力作業」を自動化し、マウス、キーボードオペレーションの効率化を図ることができる。従来のテストツールのように、テストスクリプトを記述する必要はなく、通常のどおりに画面入力を行うだけで、入力内容がXML形式のテキストデータで保存される。入力データの修正も、このXMLファイルを編集することで行えるため、ツールやスクリプトなどの教育コストの軽減が期待できる。
このツールを利用する事で、従来まで「読む」ものだったテスト仕様書やテストデータが、仕様書とデータがリンクした「動くテスト仕様書」として作成できるようになる。
尚、「SteadyForm」の主な特徴は以下のとおり。
- データ入力の効率化
- 画面操作の自動化
- 画面内容の検証
- JavaScriptの実行
- エビデンスの記録
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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