米マイクロソフトは、2月29日(現地時間)、スペインのバルセロナで開催された「Mobile World Congress」において、Windows 8のコンシューマ向けプレビュー版を発表した。今回発表されたプレビュー版では、コードに10万を超える変更を加えている。
コンシューマ向けプレビュー版では、タッチ操作やキーボード、マウスのユーザーエクスペリエンスを完成させるとともに、開発プラットフォームの微調整や、すべてのサブシステムのパフォーマンスなど、広範囲に及ぶ変更や強化が行われた。
また、プレビュー版の公開にあわせて、テスト用にWindowsストアがオープンし、マイクロソフトやサードパーティから、さまざまなMetroスタイルアプリが公開される予定となっている。
さらに、クラウドに接続することができ、Mail、Calendar、People、Messaging、Photos、SkyDriveといった、Metroスタイルアプリの初期プレビューを試用できる。なお、クラウドにはPCだけでなく、Windows Phoneからも接続が可能。また、プレビュー版にはハードウェアアクセラレーションを搭載し、Webパフォーマンスを向上した、Internet Explorer 10 Platform Preview 5が付属している。
コンシューマ向けプレビュー版の動作環境は、1GHz以上のCPU、32bit版は1GBのRAMと16GB以上のHDD、64bit版は2GBのRAMと20GB以上のHDD、DirectX 9対応ビデオカードとWDDM 1.0以上のドライバ、解像度1024×768以上のディスプレイ。
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