エンバカデロ・テクノロジーズは、Android/iOS/Windows/Mac OS X向けのアプリケーションを作成できる、年間ライセンス(サブスクリプション)のソフトウェア開発環境「Appmethod(アップメソッド)」新バージョンのダウンロード提供を、9月9日に開始した。
「Appmethod」は、1つのツールを使って、単一のコードからAndroidとiOS両方に対応するネイティブアプリを構築可能な開発ツール。C++によるAndroidベースのスマートフォン向けアプリ開発機能は無料で利用でき、最初の30日間はAndroidのすべてのプラットフォーム、iOS、Windows、Mac OS X向けの開発機能も無料で使える。
最新版では、新たに「FireUI」マルチデバイスデザイナを搭載。ベースとなるマスターフォームの継承によって、画面サイズの異なる特定デバイス向けのカスタマイズが可能になった。単一デザイナ画面での効率的な管理を実現し、多様なデバイスに対する画面設計を簡略化できる。
また、簡単な操作でモバイルデバイスとWindows/Macアプリケーションを連携できるアップテザリング機能が、Wi-Fiに加え新たにBluetoothをサポート。ウェアラブルデバイスや各種ガジェットとの通信にも活用できる。
さらに、データアクセスモジュールやカスタムAPIをホスト可能なミドルウェアサーバー機能「EMS(Enterprise Mobility Services)」を搭載。多様なクライアントからのアクセスに対応する。主要なSQLデータベースにもアクセスでき、ユーザー管理機能、認証機能、分析機能も搭載している。
【関連リンク】
・エンバカデロ・テクノロジーズ
・「Appmethod」
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