「Xuni」は、Xamarinに対応したクロスプラットフォームコントロールのコレクションで、Android、iOS、Windows Phoneでコードを共通化しながら、各OSのネイティブユーザーインターフェースを実現する。
各コントロール(UI部品)は、Xamarin.Forms経由で各OSのAPIにマッピングされ、C#やXAMLを使ってユーザーインターフェース開発が可能なので、C#エンジニアはVisual StudioやXamarin Studioでモバイルアプリを作れる。また、開発したアプリは、それぞれのOS固有のAPIを利用したネイティブアプリとして、最大限のパフォーマンスを発揮できる。
データの可視化にも重点を置いており、横棒グラフ/縦棒グラフ/面グラフ/折れ線グラフなど、さまざまなチャートタイプに対応した「FlexChart」、円形グラフに特化した「FlexPie」、直線型ゲージ/円形ゲージ/ブレットグラフに対応した「Gauge」の、3種類のデータ可視化コンポーネントを用意する。
メジャーバージョンアップは年3回を予定しており、その際に機能強化を行う。次回バージョンアップ(2015年9月)には、データグリッドなどの追加を予定している。また、Xamarin.Formsだけでなく、Objective-CやJavaによるネイティブ開発で利用可能なライブラリをリリースして、利用できる開発環境を拡大していく。
