米CoreOSは、コンテナのセキュリティ状態をチェック可能なツール「Clair」を、11月13日(現地時間)にオープンソースで公開した。
「Clair」は、コンテナのセキュリティ状態をレイヤー単位で診断できるAPI駆動の分析エンジンで、ホスティングサービス「Quay」のセキュリティ・スキャン機能のベータ版にも採用されている。
「Clair」を利用すれば、それぞれのコンテナ・レイヤをスキャンし、CVE(Common Vulnerabilities and Exposures database)などのデータベースに基づき、脅威となり得るぜい弱性の有無を確認できる。
CoreOSでは、世界的インフラのセキュリティを高めるツールは、全てのユーザーやベンダーに公開されるべき、との考えから「Clair」のオープンソースでの公開に踏み切った。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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