米Googleは、本番環境向けに設計された機械学習モデル用API「TensorFlow Serving 1.0」を、8月7日(現地時間)にリリースした。
「TensorFlow Serving」は、2016年2月に公開された、機械学習モデル用APIで、機械学習ライブラリ「TensorFlow」でトレーニングしたモデルを、クライアントとの入出力に使用できる。
公開当初の「TensorFlow Serving」は、機械学習モデルのライフサイクル管理と、推論をリクエストする機能のみであったが、その後Predict APIを利用したgRPCモデルサーバを搭載するとともに、同サーバをKubernetesに実装する方法を紹介した。
そして、さらなる機能拡張と、APIの安定化によって、現在ではGoogleにおける800超のプロジェクトで、TensorFlow Servingが利用されている。
今回リリースされた「TensorFlow Serving 1.0」では、SessionBundleモデルのサポートを廃止し、新たに「TensorFlow 1.0」で採用されたTensorFlowモデルをサポートする。
【関連リンク】
・Google
・「TensorFlow Serving」(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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