CData Software Japanは、「CData Drivers」シリーズの2017年版を、9月19日に発売した。
「CData Drivers」は、Salesforce、Dynamics 365、Google BigQuery、kintoneといったクラウドサービス(SaaS)や、アプリケーション、NoSQL、フラットファイルなどのデータを仮想RDB化し、ODBC、JDBC、ADO.NETといった標準インターフェースを用いてアクセスできるようにするライブラリ製品。
今回発売された2017年版では、Dynamics 365、Office 365、G Suite(Google Calendar、Google Contacts、Google Drive)、PayPal、Square、Stripeなどの決済サービスAPI向けドライバーが新たに追加され、総数80を超えるラインアップとなっている。また、ベータ版としてInstagramやLinkedIn向けのドライバが追加された。
このほか、企業内の「マルチクラウド利用」に便利な、テクノロジーサブスクリプションライセンスの提供を開始した。また、「CData ODBC Drivers」の「リモーティング・リンクサーバー機能」が「SQL Broker」にリニューアルされ、あらゆるODBCデータソースのリモーティング設定が可能になっているほか、クラウドからのセキュアなアクセス、ユーザーライセンス管理などを実現している。なお、「SQL Broker」は「CData ODBC Drivers」のEnterpriseライセンスで利用できる。
税別の年間ライセンス価格は、「JDBC Developer Subscriptions」が30万円、「ODBC Desktop Subscriptions」が10万円、「ADO.NET Subscriptions」が30万円、「Excel Add-in Subscriptions」が10万円、「SSIS Component Subscriptions」が20万円で、「ODBC Server Subscriptions」は別途見積りとなる。
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