ソラコムは、中国・Seeed Technologyが提供している、Arduino IDE互換シングルボード「Wio LTE JP Version」の販売を、10月25日に「SORACOM」のウェブコンソールで開始した。税別価格は9800円。
ソラコム、Seeedの「Wio LTE JP Version」を「SORACOM」のウェブコンソールで販売、SIMやモジュールが同梱された「Grove IoT スターターキット for SORACOM」も
「Wio LTE」は、セルラー通信接続に対応するArduino IDE互換シングルボード。デジタル入出力、アナログ入力、シリアル通信(UART、I2C)をサポートしており、Seeed Technologyが提供する「Groveモジュール」と組み合わせることで、IoT機器を製作できる。また、開発者向けとして、Arduino IDEによる開発環境、ライブラリ、サンプルプログラムも提供されている。
「Wio LTE」と「SORACOM」を組み合わせれば、センシングからサーバへのデータ送信まで、IoTシステム構築にかかる時間を大幅に短縮可能で、プロトタイプ開発だけでなく量産にも対応する。
このほか、12月1日には「Wio LTE JP Version」×1台、「SORACOM Air for セルラー(国内用)」×1枚、「Groveモジュール」×7種(加速度センサ、磁気スイッチなど)をセットにした「Grove IoT スターターキット for SORACOM」も発売する。税別価格は15980円。
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・ソラコム
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