エクセルソフトは、インテルコーポレーションによる、システム、IoTデバイス・アプリケーションの開発を支援するためのソフトウェア開発スイート「インテル System Studio 2018」を、12月7日に発売した。
「インテル System Studio」には、コンパイラ、各種ライブラリ、パフォーマンス解析ツール、JTAGベースのデバッガなどが含まれており、インテルアーキテクチャ・ベースのプラットフォーム上で動作するシステム/アプリケーションのパフォーマンス、電力効率、信頼性向上を実現する。
最新版となる「インテル System Studio 2018」では、クラウドコネクタとセンサライブラリを含む新たなIoT接続ツールを搭載したほか、インテルAVX-512命令でコードとシステム・パフォーマンス最適化したデータ解析ライブラリによるエッジ解析処理の速度を向上した。
さらに、電力動作を解析してシステムの消費電力を軽減することで、ネットワーク、デバイス、リモートシステムにおけるパフォーマンス・ボトルネックの解析を可能にするとともに、新しいハードウェア接続メカニズムによる容易なシステム検証、新たなクラウドコネクタによるエッジデバイスからクラウドへの信頼性の高いデータ転送と柔軟なストレージ利用、新たなスクリプト機能によるトレースの自動化を実現している。
税別価格は、C/C++コンパイラ、各種パフォーマンス・ライブラリ、アプリケーション・デバッガを含む「インテル System Studio 2018 Composer Edition」(Windows版/Linux版)が117000円。
「Composer Edition」のすべての機能に加えて、パフォーマンス/電力効率解析ツール、メモリ/スレッドエラー検証ツールを含む「インテル System Studio 2018 Professional Edition」(Windows版/Linux版)が277000円。
「Professional Edition」のすべての機能に加えて、安定性を高めるためのシステムワイドなデバッグ/トレースツールを含む「インテル System Studio 2018 Ultimate Edition」(Windows版/Linux版)が403000円。
FreeBSD向けのパフォーマンス解析ツールを収録した「インテル System Studio 2018 for FreeBSD」が151000円。
【関連リンク】
・エクセルソフト
・「インテル System Studio 2018」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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