クロスプラットフォームのアプリケーション開発フレームワークである「Qt Quick」。その解説書が3月15日に発売になりました。各OSにおける開発環境の構築からQt Quick Controls 2をはじめとするQt Quickの機能、アプリケーションの配布パッケージまで解説しています。
「Qt Quick」はクロスプラットフォームのアプリケーション開発フレームワークです。ひとつのソースコードから複数のOSで動くアプリケーションを作成できます。しかも、用意されているライブラリが非常に豊富かつ強力であり、低コストでアプリケーションを開発可能です。
対応プラットフォームはデスクトップだけでなく、スマートフォンやタブレット、組み込み機器までを網羅しています。
『Qt Quickスターターブック』は、これからQt Quickを開発に使用される方や、既に使用されている方に向けた手引書です。2017年12月にリリースされたQt 5.10に対応しています。
目次
第1章 Qt Quickとは
1.1 特徴
1.2 QtとQt Quickの違い
1.3 Qtの開発環境
第2章 開発環境の作成
2.1 Qtのバージョンと動作確認環境
2.2 セットアップ
2.3 環境設定の確認
第3章 Hello Worldで準備運動
3.1 プロジェクトの作成
3.2 プロジェクトのファイル構成
3.3 初期ファイルのポイント
3.4 各プラットフォームでの実行結果
3.5 コマンドラインでのビルド
3.6 UWPアプリケーションの注意事項
第4章 Qt Quick Controls 2
4.1 どのようなものがあるか
4.2 ボタン
4.3 ラジオボタン
4.4 メニュー
4.5 スタイル
4.6 子ウインドウ
4.7 ダイアログ
4.8 Qt Quick Controlsとの共存
第5章 Qt Quickアラカルト
5.1 レイアウト
5.2 他アプリケーションとのドラッグ&ドロップ
5.3 Qt Quickデザイナーでデザイン
第6章 配布パッケージの作成
6.1 Windowsでは
6.2 Linuxでは
6.3 macOSでは
6.4 Androidでは
第7章 エレメント一覧
7.1 Qt Quick Controls 1と2のエレメント
7.2 レイアウトのエレメント一覧
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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