サーバーにはCentOS(Linuxディストリビューション)が利用されることが多いですが、最近大きくシェアを伸ばしているのがUbuntuです。しかし、これから初めてUbuntuを利用してみようとする方にとっては少しハードルが高いのも事実。Ubuntuのサーバー版はGUI環境がないため、コマンドで操作しなければならないからです。そこで翔泳社では初心者のための『Ubuntuサーバー徹底入門』を6月13日に発売しました。
『Ubuntuサーバー徹底入門』は、初めてUbuntuでサーバーを構築しようとする方に向けてインストールの方法から具体的な実用方法までを解説した入門書です。
Linuxディストリビューションの一つであるUbuntuはコミュニティベースで開発されており、誰でも無償で利用できます。そのため、低コストで安定したサーバーを維持したい企業に人気があります。サーバー利用のシェアは随一、Amazon Web ServicesやMicrosoft Azure、Google Cloud Platformなど主要なクラウドサービスにおいてゲストOSとしての認証も受けています。
しかし、サーバー版であるUbuntu ServerにはGUI環境がインストールされていないため、コマンドで操作する必要があります。そこにハードルの高さを感じてしまう人も多いのではないでしょうか。
本書はまさにそのハードルを低くし、誰もがUbuntuを活用できることを目指しています。インストール方法はもちろん、ファイル管理やネットワークの設定、セキュリティ、Dockerによる仮想化についても解説。初心者でもUbuntuサーバーについてひととおり学び通すことができます。
Ubuntuデビューをしたい方、あるいはより知識を深めたい方に本書をお勧めします。
目次
第1章 Ubuntuの概要とインストール
第2章 ユーザーの基本操作
第3章 ファイル管理
第4章 ファイルシステムの管理
第5章 ネットワークの設定と管理
第6章 システムの設定と管理(1)
第7章 システムの設定と管理(2)
第8章 パッケージ管理
第9章 ログの管理
第10章 セキュリティ
第11章 Webサーバー(Apache、Nginx)
第12章 メールサーバー(Postfix)
第13章 DNSサーバー(BIND)
第14章 Sambaサーバー
第15章 SSHサーバー
第16章 OpenLDAPサーバー
第17章 プロキシサーバー(Squid)
第18章 データベースサーバー(MariaDB、MySQL、PostgreSQL)
第19章 仮想化(Docker、LXC/LXD)
第20章 付録
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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