catabiraは、ブロックチェーンを活用してビジネスを行うサービス事業者向けの、ブロックチェーンに特化したデータ・アナリティクスプラットフォーム「catabira.com(カタビラ・ドットコム)」のベータサービスを、11月下旬に開始する。
「catabira.com」では、ブロックチェーン上に記録されているトランザクションや暗号通貨の残高情報の推移を時系列データベースとして保持しており、アドレスを指定するだけで時系列チャートとして可視化されたデータにアクセスできる。
ブロックチェーン上のさまざまなデータはメトリクス(指標)として扱われ、メトリクスに対する閾値と条件判定の設定を行うことで、条件を満たした場合はアラートによる通知が可能になっているため、意図しないトランザクションの発生や異常な残高の増減などを検知する、監視サービスとして使える。
さまざまなブロックチェーンのプロトコルに対応しており、ユーザー側でブロックチェーンノードを準備・運用することなく、マルチプラットフォームのデータを統合的に扱うことができる。なお、ベータサービスの段階ではEthereumをサポートし、Bitcoinも順次サポートするほか、他のプラットフォームへの対応も予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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