catabiraは、ブロックチェーンを活用してビジネスを行うサービス事業者に向けた、ブロックチェーンデータのアナリティクスプラットフォーム「catabira.com(カタビラ・ドットコム)」プライベートベータサービスの提供を、2月に開始した。
「catabira.com」は、ブロックチェーン上に記録されているトランザクション(取引)データや、暗号通貨(仮想通貨)の残高情報の推移を時系列データとして保持しており、アドレスを指定するだけで時系列チャートとして可視化できる。
ブロックチェーン上のさまざまなデータはメトリクス(指標)として取り扱われ、メトリクスに対する閾値と条件判定を設定することで、条件を満たした場合に通知を受け取ることが可能なので、意図しないトランザクションの発生や異常な残高の増減などを検知する、監視サービスとして使える。
プライベートベータサービスに参加するには、公式サイトの登録フォームからメールアドレスを登録する必要がある。順次送信されるアクセスコードによって、プライベートベータが利用できるようになる。
今後は、今回プライベートベータ提供を開始したモニタリング機能を強化するとともに、機械学習をベースにした異常検知機能や、アンチ・マネーロンダリングに活用可能なデータや機能、インタラクティブなインターフェースによる柔軟なデータ解析機能といった、セキュリティやマーケティングの分野で活用できる機能の搭載を計画している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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