IPA(情報処理推進機構)は、オープンソースソフトウェア「Vuls(バルス)」を用いた脆弱性対策の手順などについて解説した資料「脆弱性対策の効果的な進め方(ツール活用編)」を、2月21日に公開した。
「脆弱性対策の効果的な進め方(ツール活用編)」では、おもに脆弱性対策情報を手動で収集しているシステム管理者を想定して作成されており、脆弱性対策の作業フローや「Vuls」のインストール、情報収集の方法などについて解説している。
情報収集の対象は、自組織で管理しているUNIX系サーバ上のソフトウェアで、IPAの検証環境では約370種のソフトウェアがインストールされているLinuxサーバに対して、「Vuls」のスキャンモードの1つである「fast-scan」を実行したところ、数分で脆弱性対策情報の有無を抽出できた。
そのほか、「脆弱性対策の効果的な進め方(ツール活用編)」の提供開始に合わせて、セキュリティ対策初心者向けの資料「脆弱性対策の効果的な進め方(実践編)第2版」も公開している。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です