「脆弱性対策の効果的な進め方(ツール活用編)」では、おもに脆弱性対策情報を手動で収集しているシステム管理者を想定して作成されており、脆弱性対策の作業フローや「Vuls」のインストール、情報収集の方法などについて解説している。
情報収集の対象は、自組織で管理しているUNIX系サーバ上のソフトウェアで、IPAの検証環境では約370種のソフトウェアがインストールされているLinuxサーバに対して、「Vuls」のスキャンモードの1つである「fast-scan」を実行したところ、数分で脆弱性対策情報の有無を抽出できた。
そのほか、「脆弱性対策の効果的な進め方(ツール活用編)」の提供開始に合わせて、セキュリティ対策初心者向けの資料「脆弱性対策の効果的な進め方(実践編)第2版」も公開している。