「ComponentOne 2019J v1」では、新たに「Visual Studio 2019」および「Visual Studio 2019 for Mac」をサポートするとともに、和暦出力機能を持つコントロールが新元号「令和」をサポートしている。
また、Windows Formsにおいて計測値を可視化するためのゲージコントロール(C1Gauge)に、ダッシュボード専用に設計された線形ゲージの一種で、現時点の指標の目標に対する状態がただちにわかる「BulletGraph(ブレットグラフ)」が追加された。
さらに、Windows FormsとASP.NET MVCの「FlexPivot(フレックスピボット)」および「OLAP(オーラップ)」コントロールには、データに適用されているフィルタを簡単に編集可能で、現在のフィルタリング状態を示しながら値に基づいてデータをフィルタリングできるスライサー機能が追加されている。
そのほか、高速かつ軽量なグリッドコントロールである「FlexGrid」の機能強化や、WPFとUWPにおけるフルテキストフィルターのサポート、ASP.NET MVCにおける列ヘッダのテンプレート機能のサポート、Xamarinにおける表示データのテキスト/CSV/HTML形式での出力のサポートが行われた。
「ComponentOne」は、年に3回バージョンアップを行い、統合開発環境やOSのアップデート、UWPやXamarinといった新しいフレームワークが登場するごとに新たなエディションを追加収録するなど、常に最新技術に迅速に対応することをポリシーとしている。